Stories デュプロ精工ストーリーズ
製品開発における失敗談や苦労話などの『開発秘話』、デュプロのプロダクトを支える技術、デュプロスタッフの横顔などを語ります。

特許保有数 和歌山県内1位
デュプロ精工は、日本で保有する有効な特許数(2025年3月14日時点)が和歌山県内1位となりました。
特許は、企業の競争力を高め、技術革新を促進する重要な資産です。特許取得を重視する理由は、業界をリードする独創的な技術を守りつつ、持続的な成長を実現するためであり、日本国内において有効な特許保有数が県内1位(2025年3月14日時点)となったことは、当社の技術力と研究開発の成果を証明するものです。
デュプロ精工は、特許を通じて革新的な技術の価値を守り、未来の成長を支える基盤を築いています。
-知的財産グループの紹介-
知的財産は企業の競争力の源泉です。知的財産グループは、単に特許や商標を「取得する」だけでなく、それらを戦略的に活用することで、当社のイノベーションを最大限に活かし、市場での優位性を確立することを使命としています。
-特許出願/取得への想い-
-デュプロ精工のこれまでの保有数-

-受賞歴-
2015年 平成27年度「知財功労賞」特許庁長官表彰を受賞知財厚労省長官賞
2022年 令和4年度和歌山県発明考案表彰「発明賞」を受賞
-特許取得関連製品-
【小型製紙機レコティオ】
-特許出願/取得への想い-
開発者が日々の努力により生み出した発明が、特許庁の審査で特許取得を拒絶されることなく、見事審査をパスすることができ、特許権を取得できることは非常に重要です。しかし、特許権取得よりさらに重要なことは、他社製品が当社の特許権を侵害している場合に、他社製品の製造販売を阻止し、侵害を排除することです。
このため、あらゆる段階で発明者やマーケティング担当者と十分に打合せを重ね、円滑なコミュニケーションをとり、メカ、制御、製品の使用方法といった様々なカテゴリーについて特許権を取得し、他社侵害を排除できるように心がけています。
-デュプロ精工のこれまでの保有数-

-受賞歴-
2015年 平成27年度「知財功労賞」特許庁長官表彰を受賞知財厚労省長官賞
2022年 令和4年度和歌山県発明考案表彰「発明賞」を受賞
-特許取得関連製品-
【小型製紙機レコティオ】

小型製紙機レコティオでは、世界初のトナー除去機能をはじめ、古紙の投入方法、古紙を水でほぐす機構、古紙が水と混ざりドロドロになった液体をネットで抄く機構、抄いた紙の乾燥工程、装置内部の清掃、運転状況の遠隔通知システム等で数多くの特許を取得しています。
また、特徴あるデザインで意匠権を、ネーミング「レコティオ」「使命は紙命」等で商標権を取得しており、市場で混同されがちな紛らわしいデザインやネーミングの商品が販売されるのを予防しています。
【カッタークリーサ】

カッタークリーサでは、薄い紙から上質な厚いコート紙まで同じローラで正確に搬送する技術、カッター、スリッターで裁断する精度の向上、印刷画像の美しさを維持したまま折り目をつける技術等で多くの特許を取得しています。
【メールシーラー】
シーラーでは、折り畳んだ用紙の周辺を圧着して封筒とし、封筒への内容物封入後に開口部を閉じる技術、用紙に高い圧力をかけ圧着しながら適切に搬送する技術について特許を取得しています。
